高校駅伝では鉢巻をして走る学校が少なくありません。

チームカラーの鉢巻をする学校が多い中で、

埼玉栄の鉢巻の色はオレンジではなく青です。

それはなぜなのか。

テレビや写真では伝わらない鉢巻の秘密をご紹介します。

埼玉栄の鉢巻は藍染によって作られた染物の鉢巻です。

一般的な鉢巻と違い、白い埼玉栄の文字は刺繍ではなく、

型によって藍に染まらずに残った布本来の白なのです。

この鉢巻は毎年合宿を行っている福島県南会津町との

交流事業の一環として作らせていただいています。

毎年1年生が合宿の際に自らの手で鉢巻を染め、

出来上がった鉢巻を卒業まで大切に使い続けます。

染物なので風合いなど一つ一つに個性が現れます。

染めた直後には濃い藍色をしていた鉢巻は、

学年が上がるにつれて段々と色褪せていきます。

試合会場で埼玉栄の選手を見かけたときには、

鉢巻の色にもご注目ください。

藍染の鉢巻ができるまで

型を使って「埼玉栄」の文字を白く残します。

型がずれないように糊をつけます。

綺麗に糊付けできました。

糊の上からおがくずを振りかけます。

「埼玉栄」の文字が現れました。

ここからいよいよ染めに入ります。

藍の入った瓶の前でよく説明を聞きます。

真っ白な布をゆっくりと藍の中に沈めます。

藍に浸した直後はまだ綺麗な色ではありません。

この染める作業を2〜3回繰り返します。

色が定着するまで15分程待ちます。

空気に触れることで段々と綺麗な藍色になってきます。

水の中で糊を剥がしていきます。

糊のついていた部分だけ白く残ります。

綺麗に染めることができました。

3年生(2年経過)・2年生(1年経過)・1年生(まだ持ってない)

奥会津博物館では茅葺きの古民家で藍染体験ができます。